CQ誌の5月号に、拙いながら記事を書かせて頂く機会があり、身内の間では結構反響がありました。
ここでは原稿に載せきれなかった想いや、カットされた部分(汗)などを紹介してみたいと思います。


最初は一通のメールから
     CQ誌の編集の人から最初にメールを貰ったのは3月のはじめ頃でした。
     その頃、ちょうどTEAMのめしこきのステッカー製作などで掲示板の盛り上がっていた時期だと言うの もあったかと思いますが、スタッフの目に止まり原稿依頼が来たようです。
     実はこの話が来る前に、CQ誌のコンテストコラムを担当しているJK2XXK戸根さんから、「RNNの実践 しているLW+ATUのスタイルって面白いから記事にしてみない?」と言われたことはあったんです。です がATUは簡単で便利なアイテムですが、本来同調しないアンテナを無理やり同調させるために内部はも の凄く危険であり、車で使うようには出来ていません。まぁそんなこともあってその時は乗り気では なかったのですが、改めて依頼が来たことでその辺のことを踏まえてもらい原稿の依頼を受けること にしました。
特に目新しいことはないのですが
     LW+ATUのシステムはCWのマルチバンド移動ではそれほど珍しくも無いスタイルで、どちらかと言うと 移動初心者で後発の私がこのような記事を書くなんて非常におこがましいと思ったのですが。。元々私 もJA0EAI窪田さんの移動スタイルを拝見して刺激を受けたのです。窪田さんは車のルーフキャリアを 車体と導通させてアースを取り、ATUはキャリアに螺子止めしています。さらに太くて短いパイプを取 り付け、運用の際はそこに釣り竿(私が拝見した時は鮎竿だった)を刺してワイヤを伸ばすと言う手 法でした。これを見たときはいわゆるカルチャーショックに近いものがあったと思います。HFなんて、 大掛かりでとても移動なんて。。。と思っていたのですが、実際に見せてもらって意外に簡便なスタイル とクィックQSYの秘密が理解出来たような気がしました。
     ただアースは。。。螺子止めしようにも中々適当な螺子が無く、ラインを長く取ればそれがアンテ ナになり兼ねないし。。。少し悩みました。
     最初は車体からアースを取るのではなく、ラジアル線をコールド側に付けて。。。と言うのもやっ たりしましたが、回り込んで高周波火傷を負いそうになったりしました。その次にハッチの内側の螺 子からアースを取ることも考えたりしましたが、アースラインも長くなればそこから不要輻射が出る 可能性もあるしうまくない。。そこで思いついたのが容量結合です。CQ誌に掲載されていた車体に金 属板を乗せて容量結合でHFのモービルホイップが動作良好になったと言う時期があったと思いますが、 アレでATUのアースが取れないだろうか。。。と思い、いろいろやってみました。

     そんな訳で、特に目新しいことはしていないのですが、強いて言えば組み合わせが新しかったでし ょうかね^^;
RNN流アンテナ設置スタイル詳細
     ホームセンターで銅板を一枚買って来て、アースのボンディングに使う編組線を半田付けして、そ の先にφ5の圧着端子を付けました(国内のATUはホット側もコールド側も大体これでいける。SG-230 などはφ6位?少し螺子が大きい)その圧着端子はATUのコールド側に繋ぎます。
     エレメントはより線のVSF0.5mmを使っています。長さは幾つか試してみましたが現在の長さはおよ そ15m程度だと思います。正直1.9MHzで使うには少し短いかな。でもこれでも乗りますし、condxに 寄っては固定からでもQSOの難しい6エリアまで飛んでいきますので、ワイヤを張り替えたりはしない です。
    エレメントのワイヤはまず竿をデリカのバンパーガードに刺し(ここも考えどころでした。 家の車庫はデリカサイズが高さも奥行きもカツカツなので、窪田さんのような竿をさすためのパイプ をキャリアに取り付けることが出来ないので)先端だけを一段伸ばします。
     先端にはホントの釣り用のラインガイドを付けています。(2.6mm用。そのままだとぐらつくので、 竿の先端を数cmカットしてぴったりはまるようにした)ガイドに4〜5m分通し、釣竿をフルアップ します。この時、ATUに繋ぐ側のワイヤは竿の2段目に洗濯バサミで留め、通した方のワイヤの先端 は洗濯バサミ、あるいはステー用のラインなどを繋ぎます。無風時なら洗濯バサミをぶら下げて(単 に真っ直ぐ垂らすためなので重い必要は無い)風のある時はステーを緩く張ります。激しく左右に振 られなければあまり問題ではありません。その辺は回数を重ねると判って来ると思います。
     竿の2段目に洗濯バサミで留めた理由ですが、留めないで竿を伸ばすとガイドを頂点に逆Uの字型に なってしまうので、うまく上がりません。ATUに繋ぐ側は風でばたつかないように竿に数回巻きつける のですが、洗濯バサミで竿に留めておくとフルアップしてから竿に巻きつけるのが楽なんです。


    ホームセンターで1000円ほどで買える銅板。


    絶妙のスキマがHi


    LWの釣り竿先端の処理のアップ

       セットが完了すると、フルアップした竿にワイヤが巻きついて上って行き、ガイドで折り返して残 りは垂直に垂らすような格好になります。

     銅板は車の屋根に載せることでコンデンサの役割をすることになります。ただ載せただけでは駄目 で、それが隙間がほとんど無い状態で密着して初めて意味があります。銅版は使っていると曲がった り反ったりして特に端の方が浮いたりしますが、その状態では同調が取れてもSWRが下がりきらなか ったりします。磁石などで屋根にくっつけると効果が上がります。


    風があるときは緩やかにガイドを張って運用する。


    銅板はなるべく広い面積で車体と密着させたい。


CQ誌にも書きましたが。。。注意点
     CQ誌にも書かせてもらいましたが、幾つかの注意点があります。
     まず、簡単なようですがコツを掴むまでが結構面倒だと思います。ぶっちゃけ同じスタイルで同じ ようにセットしても、周囲の金属物の配置、ワイヤの弛み(結構重要)や、垂らす部分の長さの微妙 なバランスで瞬時に同調が完了することもあれば、何回TUNEボタンを押しても同調が取れないこ ともあります。ATUは便利な道具ですが魔法の箱ではありません。
     どうやっても同調しない時は、騙されたと思って一旦ワイヤを撤収して新たに張りなおしてみるのも 手です。さっきのはなんだったんだ?と思うほどスパスパと同調出来たりします。(また駄目な可能 性もありますけどHi)

     ワイヤの弛みですが、これは重要な要素です。テンションのかかる場所をなるべく少なくすること が、釣り竿アンテナの動作の良否を左右すると言ってもいいと思っています。
     例えばATUのホット側から出た所、釣り竿先端のガイドあたりはテンションがかかりやすいです が、なるべく自然に取り回します。私の使う15m長のワイヤでは7、10、時々28MHz辺りが 同調しにくいのですが、ほんの僅かにたるみを作ることによって嘘のようにすとんと同調することが あります。また1.9MHzではATU〜リグの間の同軸が長い場合、それがキンクしていると同調しない場 合が多いです。同軸は短く真っ直ぐになるようにするとなおいいでしょう。

     ワイヤはホット側から真っ直ぐ前に出して竿に巻きつくようにするといいでしょう。ワイヤがホッ ト側から上に向かって伸びるような感じではうまくないことが多いようです。
     ですが、ワイヤを弛ませすぎて車体に這ってしまうようだと、特にローバンドでは高周波電流がル ープしてワイヤが燃えたり、車体のガラスの枠のゴムを溶かしてしまったりします。ここがATUの 非常に怖い所で絶対に気を付けなくてはなりません。最低でも数cmは浮かせることが必要です。 ATUによってははっきり「車での使用を禁止する」 とうたっているものもあります。また、ATUから出ている同軸ケーブルがすぐ中継コネクタになって いる場合なども、その中継コネクタと車体が接触したりすると非常に危険です。充分注意が必要です。  SWRが安定しない、出力が不安定だなどの症状がある場合はすぐに運用を中止して原因を調べた方 がいいでしょう。50Wの運用時など、CQを出した数秒で被服が融けて特有のビニルの融けたような臭い のすることもあります。


    ATUの動作は正しくないと危険である。

     あと当然と言えば当然ですが。。。銅板は直接金属に接触させる必要は無いので、私は買った時の ビニル袋に入れて使っていますが、これだけでは屋根に傷が付くのを防ぐことは出来ません。使って いる内に袋は穴が開くし、屋根に砂や誇りがついているところに銅板を載せたりするので擦れて傷に なることはあります。新車で車が大事だと言う人はやってはいけません(笑い)私の場合は先の短い 中古車でしかも無線をやるのを目的に買っているのでその辺は特に気にしていませんが、車の傷みと トレードオフ位のつもりでいたほうが良いと思います。

持ちつ持たれつ。。。他力本願も時には大事(汗)
     電波の強さの基準をどこに置くかがまた難しい所ではありますが、個人的にはモービルホイップな どに比べると飛んでいると思います。(まだ詳しく比較したわけではないが、ハイバンドはホイッ プがいいかも知れない)アパマンでLW+ATUと言うスタイルも例が多く、そこそこの実力があるのでは ないかと思いますが、戦闘力のある設備の人口比が高いコンテスト系のmlなどでは評価が低いよう です。移動でも固定局並みのアンテナシステムを展開すること厭わない猛者が多いので、のめしこき システムでは飛ばないと評価が低いようですが^^; まぁそれは仕方のない所でしょう。
     ですが、のめし第一で考えた場合5分で設営出来てALLBANDにQRV出来ると言うのは捨てがたい魅力 があります。どのバンドでも強い電波を送り込んでくる移動局は設営にもそれなりに時間がかかりま すが、こちらは最初から舐めた設備なので飛ばなくても悔しくありませんし(笑い)
     どんな設備でも出来高に影響する要因は同じなんだと思いますが、LW+ATUでは外的要因による所が 大きいかも知れません。例えばコンディション並びに時間、季節による推移、QTH自体のレア度など。
     そしてそんなへなちょこ設備でも、ひとたび呼ばれる側に立てば"制空権"を手中に収めることが出 来、パイルを仕切ることも不可能ではありません(って、ちょっと大袈裟?Hi)
     呼ばれてみたいと思うときはqsobankのアクティブリストなどを参考に出かけます。一定期間QSOの データがない場所が赤く表示されることから赤文字消しなどという人もいるようですが、こう言う場 所へ行くと、クラスタ系に載り易く、載れば呼ぶ人が多くなるので出来高も上がります。
     ニーズが高い場所ではこちらの電波が弱くても真剣に聞いて追いかけてくれるので、こちらで受信 出来ない以外はまずQSO出来ます。気をつけなくてはいけないのは呼んでくる相手の電波をしっかり 拾うことです。^^; まぁそんな風に相手の設備にすがってハイバンドまでQSOを楽しむこともいいの ではないかと。
     その最たる例が新市のサービスなどだと思います。午前0時に市制施行になり、コンテストの開始 のようにパイルを捌く楽しさはLW+ATUの設備でも味わうことが出来ました。過去2回、サービスのチ ャンスに当たりましたが、市制施行日であれば皆さん真剣に呼んでくれます。私の場合競合他者が少 ないと言うこともあり、両サービスとも1000QSO前後をログインしています。固定の設備で24時間の コンテストをやっても1000QSOに載るなんてのは、都市部で票田に成り得る50MHzが殆んど票にならな い新潟の場合、固定の設備でも結構難しいので釣り竿でこんなに出来るとなんだかなぁ?って感じす らしますね。
     DXについては、元々国内向け移動なのでデータは詳しいのはとっていませんが、以外に出来るな? と言う感じではあると思います。QRVしている9BAND(1.9〜28)でDXとやっています。
     1.9はまだUゾーン位ですが、3.5ではWやLU、7はW中心に、10〜24はEuとQSO出来ることが多いです。 14MHzや21MHzはアフリカともQSO出来ています。9J2BOなどはこちらのCQに呼んでくることがあります。 また18MHzでC98DCのSSBをスプリットでQSOしたこともありました。
あくまで個人的な意見ですよ(笑い)
     その他気付いたことを書いておきますね。あくまで私が使ったことのある範囲での書き込みですか ら、それ以上のことは判りません。参考程度に読んで頂ければいいのではないかと。

  • 移動でも固定機を使った方が色々な意味でFB

       まず聞きやすい。最近の小さい機械は低周波回路の出力が充分でなく、ボリウムを目いっぱい上げ てもスピーカーから出る音が大きくないものもある。リグの置き方や周囲の小道具の配置などで受信 音が微妙に変化するので外部スピーカーやヘッドホンを使用すると吉かも。ヘッドホンは難聴になり やすいというのはあながち嘘でも無いと思うので使用は最小限に控えてはいますが、効果は抜群です。 また、電源なども小さくて集積度の高いリグよりも大きい機械のほうがスペース的に余裕があること もあり回り込みには強い気がする。筐体の表面積が大きければ排熱にも有利だと言うこともあるし。 まぁこの辺は積める荷物の限度など兼ね合いもあるので一概には言えないが、一昔前のモービル機程 度の大きさでHF〜VUオールモードで50〜100Wと言う機械では無理している部分が多いように思う。特 に気になるのはFT-857かな。857の人は変調音が回り込んでいるようなパリパリしている人が他のリ グのユーザーに比べて多いような気がする。個人的には八重洲機は沢山使っているし好きなのだが、 どうも気になって仕方ない。勿論中には綺麗な音でやっている人もいるだろうけど。それと電源も嵩 張らないスイッチング電源は便利ですが、変な位相ノイズのようなものが出ますのでトランス式が ベターでしょう。

  • エレキーは外付けでやるほうがFB

       無線機は一台しか使わないと言う人はあまり関係ないかもしれません。それでも移動運用でHFに一 台、VUに一台などと使っている人の中にはパドルを差し替え(コンテストの人なら2台?)とか言う 人もいるかも知れませんね。でもリグにより内蔵エレキーはかなり癖がありますね。また同じパドル を使ってもプラグの長短点がリグにより違うこともあるので切り替えが頻繁だと大変です。一台しか 使わない場合でも速度の調節などが場合によっては蓋を開けないと出来ないとか、メニューモードで 調整するとかそう言う機種もあります。そんな時に便利なのが外付けエレキーです。癖が少なくいつ も同じ感触でCWが打てますし、速度の調整もつまみで簡単に。慣れると良いものです。さらにそれを 切り替え機に繋いで各リグに供給するとどの無線機も同じ感触でCWが打てるのでますます良いです。


      安定化電源と外付けエレキー。使用しているのは下のGSV3000。


  • ATUの挙動はメーカーにより違う

       私がやった範囲では、同条件では7MHz以上では殆んど差は見られませんでした。ですがローバンド についてはかなり差があります。ここらへんも押さえておくと好結果が出るかもしれません。

       まずKENWOOD AT-300(使用リグはTS−850S)屋根の上に銅板を置いただけで良く働く。回り込み なども少なく動作は安定しているように思う。勿論ワイヤや同軸の取りまわしについては充分に気を つけることは言うまでも無い。15mLでは1.9〜28まで同調出来る。20mL(以上)だとローバンドから 7MHzでは同調が速いが、上のバンドでは同調するけど。。。飛びは?

       八重洲FC-800(使用リグはFT-850) AT-300と同条件では3.5MHz以上では動作に差は感じられない。
      1.9MHzだが50WでCQを出していると段々SWRが上がってくる。いったん受信状態にしてから、再度送信 すると最初はいいのだがまた徐々に上がってくる。。。ので内部の部品が耐え切れてない感じ。確か ローバンド向きとハイバンド向きで内部のコンデンサか何かを切り替える設定になっているのでそれ かもしれない。ちなみに2〜30WならCQを出してもSWRが変化するようなことはない。

       アイコムAH-3(使用リグはIC-726) 7MHz以上では動作は全く同じ。だが3.5MHz、18や24で回り込み を確認している。これはワイヤの取り回しなどもあるので一概には言えない。1.9/3.5では銅板は隅々 まで磁石などでぴったりと車体に密着、さらに編組線でモービル基台の付け根などから補助アースを取 るとうまく動作することがあった。(これについてはIC-726側の回りこみの弱さなのかも。他のリグ では試したことは無いけど。。)またローバンドのワイヤは25m程度以上あった方が好結果が出る ようだと言う例を幾つか聞いている。

       その他、意外に時間を取られるのがワイヤや紐関係ですね。絡ませないように巻き取ることは重要 かも。私は左手を一杯に広げて親指と小指の間に8の字を書くように巻き取っています。広げる時は 外側の端っこを持って投げるだけで絡まずに広がります。これはJJ2GAZ松山氏から教わった方法です が、道具も要らないし、ワイヤ15m程度なら巻き取れるのでいつもこれでやっています。

運用面での工夫
     大体CQ誌に書いた通りかな。予定が立っていればコンディションの良い時に合わせて出られるよう に出発の時間で調整するしかないでしょう。チョイ移動なら聞きながら走って良い所でやる、と言う 方法もありますね。50MHzの場合はリアルタイムで大まかなコンディションを確認しても地域性が濃 いので、これは聞きながらやるしか無いですね。でも最近はちょっとづつなれてきたので家から離れ た場所をEs,Scでサービスできる回数が増えた気がします。
     私の場合はアンテナが簡易なので移動は殆んどCWです。CW移動の場合は普通は7か10からスタート することが多いです。10が使えれば10、使えなければ7のことが多い。捌いていると○○MHzとか打っ てきてリクエストする局がいるので、自分がQSY可能であればOK QRX、アンテナが無いなどで出られ ない場合はSRI NGとかNO ANTなどと打って返すことが多い。QSYのタイミングは人によってさまざま で、私はひとしきりやって呼ばれなくなってから次のバンドに行くスタイルだが中にはリクエストし て来た人だけにちょこっとSVCしてまた戻ってくる人もいる。QSYの前にはNW QSY ***** ***** ***** 。。。。(*****は周波数。例えば10R126とか)とQRV予定周波数をアナウンスするのが一般的で、 この周波数は常連の移動屋はほぼ毎回決まった周波数に出ることが多い。末尾を揃える事が多く、例 えば

     14046,18096,21046,24906,28060とか
     14048,18088,21048,24908,28048
     14051,18091,21051,24911,28051

    などと使うのが一般的。こうすることで、例えば14でロストしてもパターンからして18はこの辺か? と聞いていたらやっぱり出てきた、と言うのは事例としては多い。ただ勿論コールサインは確認して から呼ぶこと。(当たり前ですが)例えば一番上は私が良く使う周波数テーブルですが、同じような パターンを使う局ではJA7DAY局がいます。2番目はJQ1UKK,7K4CYIさんが良く使ってるみたいだし。。 まぁ勿論先に使っている人があれば±で出ることになりますけど、ここに出てるからこの局だ、と呼 ぶと違う、というのも良くあること。コンディションが良くなれば移動局が多くなってそう言う傾向 は強くなります。28MHzは060付近が比較的クリアだと言うので使う局が多いようですね。14や21 では050付近、18は090、24は910付近が多いです。14、21の050より下を使うと言うのは050より上は 国内コンテストで使用することが多く、ローカルコンテストなどにダブらないために少し下目に出ま す。あまり下だとDXが出てくる周波数になっちゃいますので。7や3.5は10付近ですが、時間によって はDXが出てきますので周囲には注意しながら。最も7はDXが出る頃は国内はスキップしますが。。
    7や10 以外は呼んでくる局が極端に少なくなってきますので、リアルタイムクラスタに自分でスポットする のも時には有効です。私も前は好まない手法だったのですが、最近はハイバンドやWARCでのSVCがメ イン(と言うか、7や10では余り呼ばれないところも出てきた)なので取り入れています。
     あと私の癖と言うか重なって呼ばれた時の対処法ですが、一文字でも取れていれば取れた文字?で 返します。(例えばR?)そうすることでターゲット局+α(同じ文字を含んでいる人+とにかく構わ ず呼ぶ人)に絞られます。数が減るとこの人に返したなと言うのは音で判りますので例えばRと取っ たつもりがNだったとしても、音や強さがこの人だったな、と思えばその人に返しますしそこでまだ 複数呼んでいればあくまでR?を続けます。全然関係ない人でも、応答が一局のみだった場合は効率の 点からいってQSOしちゃう場合が多いですが、DXのペディションじゃないので良く聞いて自分が関係 ない場合はスタンバイしててもらえるとQSOがスムーズに行くのですが。。OPがヘタレなのであまり いじめないで下さいHi

一つの移動スタイルとして
     川の土手や、山の上にポールを延ばしてDPを張る。こう言った移動も楽しいと思います。のめしこ きの私でも時々はやります。でも、市街地や、ロケはいいのに面積が狭くてDPを諦めた。。。なんて 経験はないでしょうか。こう言った難易度の高い場所での移動を可能にする一つのスタイルとして、 LW+ATUは有効なのかなと思います。もちろん、condxが上がればモービルホイップでもOKですが。。
     私のように、アンテナさえあればちょこっと移動したい。。。なんて考えている人に、あるいは、 メインバンドの八木アンテナ以外の暇つぶし用にHFも用意したい。。そんな人にお勧めかな、と思い ます。
     私も週末にはATUを持ってあちこち走り回っていますので、聞こえていましたらCALL下さい。

原稿ウラ話(笑い)
     最後に今回依頼を受けた原稿について。

     一応大まかな文字数の指定があります。私の場合は横23文字で180行前後だったと思います。
    私の場合は文字数、桁数はエディタでチェックしながら書きました。やり取りは今回は全てメールです。 いい世の中になったなぁ〜と思います(笑い
    編集の細野さんといろいろやり取りをしていて、QSY の方法やら、バンド別の特長みたいな小ネタも書き足したりしたんですが、紙面の都合で割愛になって います。まぁその辺はやっていけばすぐ判る話なので。。

     写真の方はデジカメと携帯のおまけカメラ(ともに200万画素)で撮っています。元データはVGAサイ ズで、ジャギってしまうかと思いきや結構まともに写真ぽくなっていて感心しました。
     一番大きい写真は山の中みたいなロケーションが一見良くなさそうな感じに見えますが、あれは昨年 の地震で壊滅的な被害を受けた古志郡山古志村で移動したときの写真です。地震の一ヶ月前の最後の運 用風景です。あの辺で一番高い萱峠牧場と言うのがあるのですが、季節によって柵がしてあり上まで行 けなかったので、その下の車一台やっととめられるようなスペースで運用しました。
     それでも50MHzで1や2にも飛んでいます。細いワイヤが丁度見えていて良かったですが、是非採用 して欲しい写真でしたので私も喜んでいます。

    思いついたことがあれば追加していきたいと思います。

    [参考ページ]
    のめしアンテナの考察(by JA7KPI)

    TEAMのめしこき


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