2005年12月22日

2005年12月22日。冬の突風が新潟を襲い、ピーク時65万戸を超える停電が あったほどの大惨事であった。
 そしてそれは、われわれアマチュア無線のアンテナにも大きな被害をもたらしたの である。。。


 かつてこれほどの暴風があっただろうか。  2波長を越えるロングブーム、ナガラのSS-126(補強済み)を真っ二つに折ったあの ’91年の台風19号、去年ローテータのクランプの片側が全損した台風の時も、これほど の威力はなかったはずだ。
 高圧送電線が風で揺さぶられ、接触、ショートして停電になったと言う。確かに見れ ばあちこちで風による被害が見受けられた。そして我が固定シャックをも襲った。

 年末で忙しさに追われ、23日の祝日も臨時出勤を余儀なくされたために10日ぶりの休 みとなった12月30日、先日の風の影響があったか点検するためにシャックに向かった。  とりあえずはアンテナが曲がっているかもしれないくらいに考えていたのだが、シャ ックに近づくと見えてくるはずの2本のタワーが、目を凝らしても1本しか見えない。
 いやな予感はなんとなくあった。強風で窓ガラスが割られ、中が吹き溜まりになって いるような夢を数回見た。敷地に入るといやでも目に入る大きな残骸。
 22mあるタワーが横倒しになっていた。ステーを取っているアンカーが地表に出て おり、タワーは隣の田んぼとの段差でバウンドしてフレーム、ブレスとも曲がってしま っていた。3本上がっていたアンテナ(AFA-40,AFA-30,318C)はともに全損。再起は不能 だ。

無残にも倒壊したタワー全景

アンテナ部のアップ。


 凄まじい風の威力である。

 このタワーは基礎はしてない。埋めてあるだけだ。ただ、それを補うために支線を2段 にとっていた。かなりトップヘビーのアンテナでも回すことが可能だった。
 経年変化もあるのだろうが、台風でもない風に煽られ、巻かれ、ねじれる様にして倒れ たのは些かショックを隠しきれない。
 ステーのアンカーは引っ張られて地表に露出し、同軸ケーブルは引っ張られ、窓が開い ていた。中でもローテータのコネクタは抜けて窓際まで来ていた。


引っ張られて地表に露出したアンカー

風が巻いたのかねじれている



ぐにゃりと曲がった根元

 今後は日曜日の休みも少なくなり、固定でDXを狙う機会が増えそうだと思った矢先に、 この大惨事である。復帰は全く見当が付かない。まずは処理だけで精一杯になりそうだ。

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